YELL 子どもアドボカシーレポート2024-03-18

過去・未来の自分へのメッセージを作ろう!

豊島区児童相談所・一時保護所へ訪問を行い、子どもの権利/子どもアドボケイトとして活動をしてきました!
この日の子ども権利・子どもアドボケイトについての授業では、「過去・未来の自分にメッセージを作ろう」というアクティビティを行いました。
いい過去、苦い過去も含めて振り返りを行い、今だからこそ言える過去の自分へのアドバイスを書き出してもらいました。また3年後のなっていたい自分に向けて「近い未来の自分像」を作り、そのために現在必要な「ヒト・モノ・コト」を見つけました!

この日の自由時間では、前回の訪問時にも対戦しましたが、オセロやライン4、マンカラハ、ガイスターを子どもたちと行い、交流しつつ、子どもたちからの話を受けました!
ボードゲームはYELL for ALLの流儀であまり加減せずに子どもたちと対戦しています!笑

振り返りから生まれる意見形成

 講義の中では、主に子どもから「意見を受ける」前の「子どもが意見を持つ、作る(意見形成)」を目指し、講義とアクティビティを行なっています。
 意見表明支援なのだから子どもからのアドボケイト(意見表明)を受けるのが役割なのでは?と思われますが、子どもたちが考えや想いを整理し、言語化することを手伝うことも子どもアドボケイトの役割にだと考えています。さらには子どもが想いを伝え、伝えたことを実現する実現支援を目指します。
 一時保護所内での講義の時間は、「子どもの権利とは」や「子どもアドボカシーとは何か」のような話よりももちろん大切ですが、「自分の心の整理」をする時間に比重を重くしています。
 心の整理を行う中で、生徒は本当に取り組みたかったことやお父さん、お母さんに伝えたいこと、施設の職員さんや学校の先生、お友達とのことなど「人と人との関係」の中でこれまで閉じ込めていた心のモヤモヤを再発見し、課題解決のために行動、挑戦する、やってみることを経ることで、子ども自身にとって「挑戦した先の未来」でこれまでと違った進路選択へつながると考えます。もちろんその道中で子どもアドボケイトが気持ちの整理や周りの大人への意見表明などのお手伝いができると考えています。
ぜひ、子どもアドボケイト(意見表明支援員)と一緒にモヤモヤからやってみたいまで話してみませんか?

子どもアドボケイトをしたい人へ

YELL for ALL では、子どもアドボケイトをしたい子ども・若者からの声を受け取ります!
方法としては、お問合せフォーム、または豊島区でYELL for ALL が実施している学習会me:に来てもらえたらと思います。
みなさんの「モヤモヤ」から「やってみたい」までお話しください!

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